FXの基礎
注文の種類
成行注文
新規注文または決済注文において、値段を指定せず、注文が市場に届いた時点の値段で約定を成立させる注文方法のこと。指値注文に比べ早く確実に約定が成立するので、売買を急ぐときに利用される。
スピード注文
成行注文の簡易版で一秒でも早く注文したい時に使用する。
OCO注文
新規注文または決済注文において、異なる2種類の指値、逆指値(ストップ)注文を同時に出しておき、いずれか一方が成立したら自動的にもう片方がキャンセルとなる注文方法です。
IFD注文
新規注文でのみ選択できます。新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。
IFO注文・IFDOCO注文
IFDとOCOを組み合わせた注文方法、IFDと同様に新規注文でのみ選択できます。新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる2種類の決済注文( 利益確定のための「指値注文」と損失限定のための「ストップ注文」)を全てワンセットで出すことができる注文方法です。
買ASK
指値
現在の価格より(高く)売りたい!
指値の売り注文を利用。指定した価格以上になると売り注文が発動します。
逆指値
現在より安い価格になったら「損切り」したい!
逆指値の売り注文を利用。損失を抑えるリスク管理、最低限の利益確保をしたい場合に利用!
※エントリー後は注視し利益が出たら素早く逆指値を!同値撤退になったとしてもトレンド次第で何度もエントリー可能。
売BID
指値
現在の価格より(安く)買いたい!
指値の買い注文を利用。指定した株価以下になると買い注文が発動します。
逆指値
下落した価格の回復を待って、株価の上昇局面で買いたい!
逆指値の買い注文を利用。上昇の勢いを確認してから購入したい場合など。
ドル円相場
USD/JPYについて
お金も物と同じように、買う時によって値段が違います。円が欲しい人が多いと円の値段が上がる。
人気のある品物は少し高くても売れるのと似ています。
同じことがお金にもいえます。「 ドルの需要 」 が多ければ 円安、「 ドルの供給 」 が多ければ 円高 になる。
ドルが日本から出ていけば 円安、ドルが日本に入ってくれば 円高 になる。
ドル高と円安はセット ドル安と円高はセットです。難しい話をしていますが、FXでは上昇方向へ動くと買いポジションが儲かり下落方向へ動くと売りポジションが儲かるようになっています。
下落でも上昇でもチャンスがあることが最大の強みになります。
円安の要因
こんな状況だと円安になる?!
- 日本の貿易収支が赤字となる
(=輸出が減る 輸入が増える) - 日本の株価が下がる
(投資家の資金が出ていき、通貨が売られ円安になる) - 日本の景気が悪くて、アメリカの景気がいい
- アメリカの銀行の金利の方が日本より高い
- 原油価格が上昇する
- 日本の企業がアメリカの株・国債を買ったり、海外に工場を建設する傾向が強まる
(=アメリカへの投資が増える) - 日本のインフレ率が高くなる
日本の貿易収支が黒字となる( =輸出が増える ) - 日本の株価が上昇する
(世界中の投資家が日本の株を買おうとして、日本に資金が流入し、円高となる) - 日本の景気がよくて、アメリカの景気が悪い
- 日本の銀行の金利の方がアメリカより高い
- 技術革新などで、日本の生産性が向上する。通貨は強くなる傾向にある(=円高)
- 外国人が日本の国債を買う
- 日本に来る外国人観光客が増加する
1:国内政治や国際情勢
2:投機筋の思惑
3:政府及び日本銀行の介入
更に1~3の要素も含めて為替相場は変動する
一撃サロンでは投資リテラシー向上のためドル円の無料講座も行ってます。