農耕民族である日本人は行動力がない?狩猟民族と農耕民族のお金の考え方
狩猟民族と農耕民族の考え方はお金に対しても表れます。何かをスタートする時に、これをするにはいくらお金が必要なのかを調べ、自分の金融資産を確認するところまでは狩猟民族、農耕民族も同じです。
その後の行動に違いがあると言われています。
狩猟民族の場合
狩猟民族は、周辺からの攻撃、侵略を経験し、攻撃と防衛が生活慣習となっているため、リスクに敏感であり、さらにリスクを経験してきている分、リスクコントロールに慣れています。 早く始めるにはどのようにして資金を調達しようかと考えます。ある人は運用商品を取り崩すかもしれません。ある人は借り入れを行う、別のある人は出資を募るかもしれません。このような行動により、物事を実際に開始する時期が早くなり、その分経験を積めるようになります。
一方、 農耕民族の場合 農耕民族は周辺からの際立った侵略もなく、春種を蒔いて秋に収穫するまでじっと待つ習慣に慣れています。 一般的に日本人はリスクコントロールが下手であるといわれています。 行動よりも先ず、計画的にお金を貯めようと考えます。目標金額を貯めるためには毎月いくら貯蓄をすれば良いのだろうと考えて貯蓄方法を考えます。実際に貯蓄が行われるとスタートするのが数年後。お金を貯めてからスタートするため、経験を積み始めるのは遅くなります。 開始時期を早めてとにかく経験をつもうとするのが狩猟民族の考え方、お金に対する不安を軽減させてから経験をつもうとするのが農耕民族の考え方だといえるのではないでしょう。 10年前には無かったスマートフォン。それはウォール街(日本でいう東京証券取引所)という閉ざされた市場を開放し、スマートフォン1台で世界中の通貨、株式、債券、先物を取引できるようになりました。それが意味するのは、真の資本主義が浸透する合図でもあります。真の資本主義とは弱肉強食の世の中です。そんな劇的に変わる現代社会において、貴方は、果たして農耕民族のままでいいのか?
貴方の大切な人、ものを守れるのは貴方しかいないのかもしれません。