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主要仮想通貨 (暗号資産)

ビットコイン

世界で最も取引されている通貨ビットコインは、インターネット上で使用できる仮想通貨の一つです。円やドル、ユーロなどのように硬貨や紙幣がある法定通貨ではなく、電子データによる決済機能を備えた新しい決済手段で、インターネットを経由して遠く離れた国にも容易に送金することができます。ビットコインは特定の国や地域に限定されることはなく、世界中で使える可能性を秘めた新しい決済手段です。日本では2017年4月に「資金決済に関する法律」が改正、施行され、仮想通貨は法定通貨ではなく、決済手段の一つと定義されました。一応、国が認可しているという事です。

リップル

時価総額第3位の仮想通貨 斬新なネットワークシステム ビットコインと違い、アルトコインの一種でリップルにはリップル社(RippleInc)という管理主体が存在します。リップル社が大量のリップルを保有しており、毎年少しずつ市場に放出することで運営資金を確保しています。国ごとに異なっている決済プロトコルをグローバルで統合し、あらゆる「価値」をメールや情報と同様に安価かつ世界中どこへでも動かせるものにすることを目標に活動しています。2018年3月現在、リップル社は既に世界数十カ国の銀行・決済業者と提携しており、国内でもみずほ銀行、りそな銀行など大手金融機関がリップルによる送金システムを用いた実証実験を行っています。今後さらにリップルネットワークが拡大することで、リップルのさらなる認知度向上が期待されます。